親になる資格って何やろな
昔から「子どもを育てたい」という欲求がありません。
27歳独身女ともなると、結婚したり子どもを産んで育てたりという状況に至る人のことが身近に感じますか、それでも「結婚したい子どもが欲しい」とは思えないです。
何故なら、子ども自体に苦手意識があり、また子どもを育てる適性が無いと思うからです。
そこで下記ニュース記事を見て、親になる資格とは何だろうかと考えた訳です。
「秋祭りで怒られPTSD」女児の逆転敗訴確定(産経新聞) - Yahoo!ニュース
子どもというのは、人間の幼い、未成熟な時期の者を指します。
分かりやすいように社会の仕組みに沿って年齢で大人と子どもが区切られていますが、最終的に人間は人間として成熟した状態まで到達しなければならないのです。
だって、それが大人ですから。
そんな世界で親が求められていることは、大人として大人を作り上げることになると考えられませんか。
そこで今回のニュース記事ですが、秋祭で女児がゲーム会場に置かれた景品の駄菓子を取り出した為にボランティアの男性から注意を受けたことが始まりのようです。
そして駆けつけた父親が謝罪を求めて男性と口論になり、それが原因で女児はPTSDと診断されたと結ばれています。
これだけだと駄菓子が景品だと分かりにくい置かれ方をしていた可能性もありますし、注意の仕方もどうだったのか分かりにくいですが、それでも父親の対応にはあまり共感出来ません。
まずは景品に手を出させてしまったことに謝罪し、子どもに「何故注意されたのか理解させる」ことが必要ではないかと。
この記事では「謝罪を求めて口論」とあるので、最初から「ウチの子に何しとんじゃワレェ」の態度だったのだろうなぁと想像しています。
でも5歳だと次の歳には小学生ですから、親や家庭を離れて(学校など)状況判断を求められてくる時期になります。
当然、叱られる機会も増えますし、理不尽な(不適切な)叱られ方もされることもあるでしょう。
そんな年齢層に移行する子どもを前にして口論になるまで謝罪を求める親の姿勢は、果たして適しているのでしょうか。
そんなことを考えてしまいました。
所詮、独身小無し女の戯れ言ですが。
自らが大人になる、他人を大人まで育てる、というのは難しいですね。