小難しそうな話は擬人化作品で興味を持ってもらえばいいじゃない
知識を吸収する時、単に教科書を読んで学習するのって難しくないですか。
1度見れば忘れないという人もいらっしゃいますが、そんな方はおそらく稀です。
学習して知識とするまでに時間がかかることから、入り組んだ話を一般層に広げることは難しい。
そんな時、擬人化作品があれば知識の吸収がかなり楽に出来ると思っています。
今期アニメの「はたらく細胞」は人間の体を舞台にした擬人化作品です。
特に最近、原作で「熱中症」の回を無料公開したことで話題になりました。
漫画『はたらく細胞』、熱中症の解説エピソードが特別無料公開 奮闘する白血球さんたちから対策を学ぼう - ねとらぼ
擬人化作品って「興味のない層に興味を持たせる」という意味では有効だと思います。
何故なら、知識の吸収が単語の暗記としてでなく、ストーリーとして入りやすいからです。
作品の都合上表現をオーバーにしたり誤解を招く表現になってしまうこともありますが、まずは興味を持ってもらうということが大事なので仕方の部分もあるのかなと思います。
(二次元に限らず、刑事ドラマや医療ドラマでも言えることでしょうし)
自分は高校生の時、国を擬人化した作品「ヘタリア」で国へと興味を抱きました。
地理を選択していたこともあり、作品を通して国毎の特産品や地形の特徴などをキャラクターに絡めて覚えていきました。
国が絡む作品はかなりデリケートな扱いをされがちなのですが(ヘタリアについては批判もあった)、キャラクター萌えをしながら学習することが出来るので、自分にとっては良い作品だったと思っています。
最近はビジネス書を漫画化するという仕組みも当たり前になりつつありますよね。
漫画で分かりやすく情報を拡散して興味を抱かせるというのは、これからの主流になりそうな気がしています。