助けたい気持ちも分かるけど、立ち止まってみよう
災害が起きる度、支援物資のトラブルの話が出てきます。
ここ数日のTwitterを眺めていますと「千羽鶴はゴミになる」「道路に積まれた支援物資が救助隊の進行を妨げた」なんて話が出てきていますね。
コメント欄も、かなり賛否両論な意見があるようです。
この流れを見ていると、支援の中で感情と理性がごちゃ混ぜになっているのだろうと思われます。
報道で悲惨な状況を目の当たりにして「助けたい」という思いに駆られるのた素晴らしいことです。
ただ、その感情を自覚したのなら、ふと立ち止まる必要があります。
被災者でない人には「リアルタイムな状況」が把握出来ませんし、だからこそ「本当に必要とされている支援の優先順位」の判断も出来ないのですから。
だから感情のままに突っ走ってしまうのではなくて、冷静な判断が出来るようになるまで待つ(自制する)ことも大事だと思います。
となると、一般人に出来るのは日本経済を滞らせないことや募金くらいなのではないかというのが個人的感想です。
また、あまり話題に挙がらないのですが、災害支援こそマーケティング思考というか経営者視点というのが必要な気がしています。