社畜でも別に良いんじゃない
社畜(笑)という風潮がありますが、ここ最近、社畜も別に悪くないんじゃないかと思い始めています。
当然、自殺まで追いやられるのはNGです。
しかし企業勤めというだけで「社畜(笑)」となるのは違うように思います。
企業勤めという仕組みがあるおかげで仕事という社会的役割が自動的に与えられ、自身は社会に貢献しているという満足感を得られるようになっています。
そもそも生きることを中心に考えれば衣食住があればOKなのに、それ以外の高次元な欲求を満たせるようになったのは仕事(貨幣)を供給し続ける企業という仕組みがあってこそですよね。
誰にでも高次元な欲求を抱かせて満たせる仕組みがある訳ですから、それを利用することは立派な戦略の1つな訳です。
だから、「社畜(笑)」という風潮には違和感を覚えます。
とはいえ、独立して個人で稼いでいる方を批判するつもりもないのです。
企業勤めより人間関係の選択に自由が出てくる代わりに、稼ぐことへの責任が大きいだろうから。
ただ単純に、それぞれの環境で生きていることを尊重出来れば良いのにという綺麗事な理想が頭の中にあるだけなのです。