同じことを見るか、違うことを見るか、それで世界は変わる
TEDという非営利団体を知りました。
この団体は、アメリカのニューヨークに本部を置き、毎年講演会をを開催する非営利団体とのことです。
2006年から講演動画の無料配信を始めるようになり、アプリサービスも始まっています。
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著名な人も、そうでない人も。
審査と年会費8,500ドルの壁にクリアして会員となった人が、講演会に出席できるようです。
その中で、アンジャリ・クマール氏の「失敗に終わった神の探求—その代わり見つけたこと」というプレゼンが気になったので、少し触れてみます。
Anjali Kumar: My failed mission to find God -- and what I found instead | TED Talk
この動画で訴えかけているのは「人は皆、同じもの(健康、幸福、愛)を求めている。私たちには実は沢山の共通点がある」ということです。
「違うことばかりに目を向けがちなことが、あらゆる問題の根元になっていないだろうか」という問いかけには、ハッとさせられました。
どうしても自分の慣れ親しんだ価値観と異なる価値観が目に入ってしまうと、違和感や不快感を覚えてしまいます。
新しい価値観、自分が信じてきたものと真逆の価値観を提示されてしまうのですから、仕方ないことですよね。
でも、あまりにも違いを意識してしまうと、偏った見方で相手を見てしまうことに繋がります。
自分と相手の共通点や似ているところに気づけたら、ちょっとだけでも親しみを感じられるようになるかもしれません。
難しい話ですけど、多分それが少しでも可能なら、また世界も違って見えるはず。
そんな発見のあったプレゼンでした。