カラオケバトルの番組に抱くモヤモヤ
1~2年くらいの間に、アマチュアさんのカラオケバトル(学生)が増えたように思います。
先程少しだけ見ていたのですが、アマチュアさん同士を競わせた内容にモヤモヤ感を抱いてしまいました。
もっと突っ込むと、アマチュアさんを頻繁に使うような番組を見かけることが多くなったことに対して微妙な気持ちなってしまった訳です。
これは持論ですが、歌は音程がある程度合ってくると、最終的には「聞き手の心を揺さぶる音程以外の何か」が上手さ(好まれる)を作ると考えています。
半分以上音を外しているような状況だと曲を聞くことに集中出来ないので論外ですが、歌い手の表情だったり声の強弱だったり発声だったりと表現法は様々ですよね。
それなのにカラオケバトルの採点方式だと「音メイン」になりすぎて、機械的な歌になってしまうのが勿体ないなぁと思いました。
あえて人に歌わせているのだから、人が感じる「言語化出来ない評価軸」が欲しいところ…。
あとカラオケバトル以外にもバックダンサーとして高校生のダンス部を起用する番組を見かけましたが、これは高校生側に遠征費や給料的なメリットは出ているのでしょうか。
もしアマチュアさんや学生さんを起用することで番組制作費を安く抑えようとしているのでしたら、部外者ですがモヤモヤしてしまいます。
やりがい搾取なんて言葉もありますが、それに近い行為なのかなぁと…、あくまで推測ですが。
テレビ番組ってスターが出るからこそブランド感があったのに、ネットで誰でも番組を配信出来るようになった今では随分安っぽくなってしまったように思います。
視聴者側の選択が今の業界を作ってしまったのかもしれませんが。
そんなことを考えさせられたカラオケバトルでした。
あっ、カラオケ上手いのは本当に羨ましいです。
音痴なので、カラオケ行けるメンタルが欲しい。