ハラスメントって便利すぎじゃね
最近メディアを賑わせているハラスメントという言葉。
セクハラ、パワハラ、アルハラといった形で使っていますが、そもそもハラスメントの定義って何なのでしょうか。
調べてみると、嫌がらせや相手を不快にさせる行動のことを指すようです。
ということは、加害者の「意図的な行為」によって被害者が不快を覚えた時に該当するということになります。
しかし、最近は何でもかんでも「ハラスメント」を付ければ良いみたいな風潮がある気がしています。
ハラスメントという言葉によって「人を不快にさせる行為をしてはいけない」ということを広める活動に繋がったとは思います。
そもそもハラスメントは信用関係(好き嫌い)によって生まれる側面もあり、人間関係の構築をしっかりするという路線に持ってゆくべき内容でもあります。
でも今は「ハラスメントと言っておけば良い」という感じで、問題が軽くなっているように見えます。
イジメ問題と似たような感じで、犯罪なのに犯罪認識が薄い状況です。
メディアにとっては非常に便利な言葉なのでしょう。
しかし多用されることで、根本にある問題が軽んじられないようにしなければならないと思います。