コミュ障はバーやスナック通いで勉強したら良いんじゃないかって話
記事のまとめ
個人経営の飲み屋は、コミュニケーションの勉強の場としてオススメ。
マスター、ママは強い
先日2件ハシゴ酒してきたのですが、どちらも店主とお客さんの会話の距離が近い店でした。
新規も常連も関係なく、店主がお客さんを弄っていく(受け流していく)姿を見て、対人処理能力の高さに驚きました。
人見知りで他人と上手く会話出来ない自分にとって、そこは酒と食事を楽しむ場でもあり対人関係の勉強の場でもありました。
そこで今回は、店主やお客さんを眺めていての気づきをメモしておこうと思います。
観察結果をとにかくぶっ込む
まず感じたのは、相手を観察して感じたことをぶっ込む姿勢が強いということです。
初めて訪れた店(連れは何度か来ている)だったのですが、店主に「2人はとーっても仲良しだよね」と話を振られたことにビックリしてしまいました。
それは酒が回って気分が高揚している時で、ノリで「そうなのー仲良しなのー」と切り返すことが出来るタイミングだったんですよね。
まだ距離が縮まっていない相手に対し、YESかNOで回答できるプラスな言葉を投げかけられるのが素晴らしいと思いました。
もし回答がNOだとしても、プラスな言葉を投げかけられた方は悪い気がしません。
文末を柔らかくする
あとは文末を柔らかくすることで、弄り言葉や否定言葉を使っていてもフワッとした空気になるということです。
文字で表現するなら「飲み過ぎたらダメ『よぉ』」「帰り道気をつけ『て!』」みたいな感じ。
決して「投げ捨てたような言葉」という感覚を与えないんですよね。
やりすぎるとオネエ言葉のようになりますが、柔らかいことは間違いないです。
何となくですが、「貴方の為を思っているのよ(表向きは)」くらいの表と裏の見え隠れがあるように思えます。
社交場に突撃してみよう
飲み屋の良いところって、多少アホなことをしちゃっても大目に見てもらえることなんですよね。
セクハラやアルハラに繋がることはアウトですが、会話の練習がしたいんですという気持ちを受け入れてくれる気がします。
参考までに同居人の話をしますと、今回マスターから「刺身についてくる食用菊の食べ方」「桜の葉が食べられること」「笹の葉は食べちゃダメだよ」といったようなことを聞いていました。
食事の食べ方が分からないといった、知らないと恥ずかしいみたいな部分をどんどん周りに開示することで、会話を生み出していたんですね。
意外と会話のネタは転がっているもので、それを開示できるかどうかが大切なのだと考えさせられました。