運転免許制度の改正が運送業界を厳しくした?
たまたま運送屋の方と話をしていて、これから運送業界は更に厳しくなると感じるとの話を伺いました。
単純に長時間労働が原因という話ではなく、それ以外にも問題はあるようです。
なかなか興味深い話でしたので記事にしてみます。
ネットショッピングが盛んになっている今、大手運送会社絡みのニュースも世間に出てくるようになりました。
配送料の値上げや自動運転配送の取り組みなど、運送業の労働環境を改善しようとする動きが出てきています。
しかし、それは大手の話であり、二次受け三次受けと層が下になるにつれて厳しさは増すそうです。
(大手がやらなくなったことが流れてくるので当然っちゃ当然ですね)
さて、ここでタイトルの話。
世間一般で言われているように拘束時間が長いとか休みが少ないといったことも理由ですが、冒頭にあるように他の理由をお聞きしました。
その中で興味深いと思ったのは、運転免許の改正で若手が入りにくい状況にあるという点です。
【平成29年3月12日スタート】新運転免許制度をどこよりもわかりやすく解説します【準中型免許】 | トヨタレンタリース岩手
免許を持っていないので検索してみましたが、平成29年から区分が細かくなっているようです。
普通免許があれば生活をするのには充分ですから、わざわざ改めて免許を取ろうという気にはなりませんよね。
改正がどれほど影響を与えているかというデータは見つかりせんでしたが、あまり公に語られていない話だったので興味深かったです。
一方、旧普通免許保持者でトラック運転を短期間した人の話だと普通免許でトラック運転は感覚が違いすぎて危ないとのこと。
このことから、何かを改善しようとすれば他の何かに不利益となるという発見を得ました。