働き方を変える為に休み方を考える
記事のまとめ
自分が何をしたいかという軸が無ければ時間の使い方は決まりません。
自分の時間を作る為に、空き時間の使い方を考えましょう。
働き方を改革するには限界がある
働き方改革なんて世間では言われていますが、ノー残業デーやプレミアムフライデー等といった制度を整えるという方法は難しいだろうと思っています。
そもそも、作業を効率化して労働時間を短くするといった、働くことを中心にした考え方で解決する話なのでしょうか。
会社の仕事って基本的に終わりが決められず、最低8時間は労働し続けるということが求められます。
故に作業の効率化を進めても、空いた時間に別の仕事が入ってきてしまって労働時間は一向に減りません。
従来の業務量レベルであれば終了と見なされた状況が、効率化を進めることで終了と見なされない状況になってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
作業の効率化を図っても、『作業の終わり』を決めなければ働き方は変わらないのです。
残業に抵抗のなかった2年間
経験談ですが、新卒で入社して2年は残業に対する抵抗が全くありませんでした。
というのも、「退勤後にこれをしたい、休日にあれをしたい」という欲求が全くなかったからです。
当時の職種(現場職)は好きでしたが、「真面目に働いて稼いで貯金したい」という欲だけで家と職場を往復する日々しか過ごしていなかったのです。
しかし3年目。
ある人との出会いがきっかけで、「ひょっとして自分はかなりツマラナイ人間なのではないか」ということに気づきました。
会社の外で様々な経験を積んでいる人の輝きを、この時に初めて知ったのです。
働く為に、休み方を考えよう
入社3年目、現場職から事務職へ異動となりました。
現場職に比べ、事務職は時間の自己管理がしやすい環境でした。
この異動をチャンスと思い「ダラダラ定時を過ぎて働くのは止めよう」と考え方を変え、今では「休み方(空き時間)を中心にした考え方」へと移行しつつあります。
「退勤後は〇〇をする」
「今度の休日は〇〇をする」
そんな休み方を中心にした考え方のお陰で、休む為の努力をするようになりました。
集団で作業に取り組む現場職だと難しいのですが、少なくとも事務職だと休む努力次第で働き方も随分変わったように思います。
休み方を決めると自分が見えてくる
休み方をどう過ごすのかって、かなり個性が出ると思います。
アウトドア派なら「運動好き=体力あって元気ですよ」とか、インドア派なら「読書=思慮深いのかな」とか。(あくまで一例)
場所はどうでもよくて「その時間で何をしたか」というのが大事で、寝るだけだったり
食べるだけだったりでは勿体ない。
だって、何物にも邪魔されず自分の意思を反映した行動が取れる時間なのですから。
実は、このブログも働き方を変える為の理由付けとなっています。
ひとまずは、毎日文章を書く時間を捻出する為に仕事をさっさと終わらせるというのが最初の理由です。
最終目標としては、強引にでも時間を作って情報を発信者に回る練習をすることで自分を理解したいというものがあります。
少しでも自分の時間を作る努力を。
そして、自分の時間を最大限使う努力を。
この目標に向かって、少しずつ成長していきたいと思います。